2019年9月1日 百丈岩で 人工登攀とアルパインスタイルの体力練習 OWCC N川 M田
朝、起きるとごく弱い雨。JR道場駅前にM田・N川2名が6:50集合。岩が多少ぬれていてもそれを覚悟で百丈岩のローソク岩で人工登攀をやることにして出発。
8:10 百丈岩西壁 百丈岩西壁が乾いていた。アルパインスタイルの体力練習をする。この体力練習では、アルパインスタイルを想定して10-12kgの荷物(幕営装備など)を背負い、3級程度の易しい岩場を、通算250mとか300mとか繰り返し登る。
まず上部からロープ2本をたらし、各自1本で2人独立に懸垂下降(写真1)。次にユマールでビレイをとって登攀(写真2)。ユマールは胸の前に装着するとスムーズだ(写真3)。次に同じロープを直ちに懸垂(写真1)。これを繰り返す。登攀→懸垂→登攀→懸垂・・だ。百丈岩西壁でⅢ級ルート25mを使うと、60分で150m練習できた。相当ハードなので、自分の体とよくよく相談させてもらいった。
壁を占拠するので、人のいないときにやること。ヨーロッパ3大北壁を目指した東海地方のクライマーたちは、御在所岳藤内壁一の壁を平日に占拠して1日中やっていた。N川はそれを見聞きして度肝を抜かれた思いがしたものだ。N川は、滝谷を末端から詰める時とか、剣岳小窓尾根を登ってチンネまで達する計画の前には、この体力練習メニューをこなす。年齢とともに練習のハードさが見事に低下してきてはいるが・・。
10:00-11:30 ローソク岩人工登攀ルート 尼崎在住のH辺さんが多大なご苦労で整備して下さり、2015年8月1日に①-④のルート、2016年3月4日に2本のルート、計6本のルートが2枚のルート図にまとめられた。JR道場駅前の大北商店でコピーが無料で提供されていたのをご存知のクライマーも多いであろう。2019年8月にこのルートを登っておられたクライマーにお話をお聞きしたら、「穂高の屏風岩やアルプスのマッターホルンを計画しているので、その練習にこれらのルートを使っている」とのことであった。今回は、H辺さんの定義で①のルート→②のルート→①②のルートを登った。ルート図を(写真4)に示す。
10時、N川リードで①のルートにとりつく。典型的なA1である(写真5)。2ピッチ目はリードをM田に替わり、順調に登る(写真6)。3ピッチ目はN川リードで①②のルートからピークへ。以前登った時に比べて、支点の数が圧倒的に多くなっていた。難度は相当下がったと思われる。
11:30登攀終了。気温は26℃と、ずいぶん涼しくなった。心配した雨は何とか降らないで終わり、ほっとした。
アルパインスタイル体力練習1 まず懸垂
アルパインスタイル体力練習2 ユマール登攀1アルパインスタイル体力練習2 ユマール登攀2
ローソク岩西面 ルート図
①のルート
②のルート





